PhysXについて nVidia GeForce
nVidiaの3D設定のPhysXの項目に、PhysXをGPUまたはCPUで動作させるかを選べる項目があるのですが
ミラーズエッジやクリオスタシスのPhysX効果はCPUのPhysXで賄えますか?
使用しているCPUはCore i7 860です。
2009年1月付けで、ドイツの情報技術サイトPCGHに、「ミラーズエッジ」のPhysX On設定に関したゲームベンチグラフが掲載されています。
http://www.pcgameshardware.com/aid,673911/Mirrors-Edge-Physx-effect...
http://www.pcgameshardware.com/aid,673911/Mirrors-Edge-Physx-effect...
以上のアドレスはグラフへの直リンクです。
ゲームベンチとは、1秒間の平均映像フレームレートをfpsで示したもので、通常、30fpsが快適プレイの目安。
19fps以下でカクカクやフワフワ感が起こるようになります。
このグラフの結果から言えば、CPUでのPhysX On設定は避けた方が良いという事になります。
例えば、解像度1680x1050、アンチエイリアシング4xのグラフィックス設定で、
GPU-PhysX On:
GTX 260-216 / QX9770 3.0GHzが60.1fps
GTX 260-216 / E8500 3.0GHzが52.3fps
CPU-PhysX On:
HD 4870 / QX9770 3.0GHzが10.4fps
GTX 260-216 / E8500 3.0GHzが6.8fps
CPU-PhysX Onの場合、数値を見る限り、殆ど快適プレイは無理の状況です。
もちろん、これは1年半前のデータで、Core i7 860と組み合わせるグラフィックスカードによって、スコアは幾らか伸ばせられるかもしれませんが、それにしても通常、GeForce 8シリーズ以上、32CUDA Core以上、256MBメモリ以上を備えるNvidiaカードであるなら、CPU-PhysX Onの選択肢はないと言って良いと思います。
ただ、今後、このCPU-PhysX Onの処理速度が改善される可能性はあります。
と言うのは、7月初め、非NvidiaカードによるPhysX対応ゲームのプレイでは、必然的にCPU-PhysX Onに頼らざるおえない状況がありながら、Nvidiaが意図的にCPU-PhysX Onでの処理速度を遅くしていたと言う告発記事が、ある情報サイトに掲載され、大きな話題になりました。
Nvidiaは、それについて反論していません。
そして、1部のサイトは、新しいPhysXで、この問題が解決される事を予想しています。
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